YOU'VE GOT TO BE LOVED(BEST) DISCOVERY APPROVED BY THE MOTORS THE HAPPIEST DAYS OF YOUR LIFE THE PALEY BROTHERS
  天才ジェフ・リン率いるE.L.O.の絶頂期の1枚。通算8作目。初期のストリングスからシンセサイザーへ移行した第1段。コマーシャル過ぎるほどにポップ!まさに究極のポップ#が詰め込まれてます。個人的ELOベストはこのアルバムか、1つ前の『アウト・オブ・ザ・ブルー』のどちらかで迷ってこの『ディスカバリー』って感じかな。ヒット#もいっぱい#1「shine a little love」#2「confusion」#4「the diary of〜」#5「last train to london」#9「don't bring me down」。全9曲中5曲がヒット。これで悪いわけがないよね。 1978年モーターズ2nd。名パブロック・バンド、ダックス・デラックスの継続バンドとして1stも最高のロック・ポップアルバムでしたが、この2ndは1stから一転ギターの音が減りポップ度アップしました。#1「airport」からビックリの甘いメロディ。日本の歌謡曲にも通じるメロディ・ラインが最高です。キーボードが鳴り響く。#2「mama rocx'n' roller」は中期ビートルズ(ション)、もしくはジョージの「when we was fab」的アプリーチを思わせる#。#3「forget about you」はBCR並のポップ・フィーリングに溢れ、甘めのパワポ#として聴けます。ハイ大好きです。#4「do you minf」も曲自体はギター#のようなのに実際の音はピアノばかりでギター音が聞えない。#5「you beat the hell outta me」は50sテイストもあるロックンロール#で少し1stを思い出させてホッとする(?)。#6「breathless」もパワポなメロディ・ラインで◎ですが、1st的な男気が加わればもっと良かったかも。いや十分好きですけど。#7「soul redeemer」はゴキゲンなポップ#でこれは1stの男気が抜けて成功の例。ハッピーソングなので聴くほどに好きになります。#1に続いての歌謡曲メロがのる#8「dreaming your life away」。正統派なメロディながら随所にヒネリが効いてるしハーモニー/コーラスが○で好きな曲。#9「sensation」は個人的に一押しの曲。最高のパワーポップです。初っ端からフック効きまくりでサビはシンガロングなパワーある曲だ。続く名バラード#10「today」も美メロで◎。ストリングス・アレンジもこの2ndを象徴するようです。まだ佳曲連打は終わらずピアノが前面に出た#11「picturama」はモットの「All The Way From Memphis」的パワポ#でノリノリ。ほぼインスト#12「the day i found fiver」も#11の続きのようなピアノロック。この後の3rdはさらにポップ度が増してスクイーズぽいとの事なので手にしたいところ。   愛すべきB級映画『Rock 'n' Roll High School』のサントラで最高のパワーポップ#「come on let's go」を演っていた(withラモーンズ)ペイリー・ブラザーズの唯一のアルバム(1978年)。がーっその印象のままこれ聴くと若干肩透かしかもしれない。ジャケからアイドルちっくだし。#1「you're the best」はもう王道のアメリカン・ポップだ。ビーチボーイズのごときハーモニーやコーラスが入る。ポップで◎だが期待のパワポではない(でも好き)。#2「too good to be true」も同系で70sビルボードヒットのような明るいポップ#。僕のツボの1つ突いてますです。底抜けポップはカントリー調の#3「i heard the bluebirds sing」に続く。ラモーンズとホントに一緒に演ったのか?#4「magic power」でノリが効いてロックンロールぎみにシフト。50sぽくてイイ。#5「turn the tide」は大好きな曲でサビの盛り上がりが◎。ちょっと甘過ぎるけどパワポ#と合わせても違和感無いので良くコンピに入れてました。#6「stick with me baby」はエヴァリー・ブラザーズ(師匠?)やロバート・プラントもカバーしているスタンダード#。パイロットに通じるロックポップ#に仕上げてます。#7「tell me tonight」は気だるい#でメロディ・ラインはちょっと「jesus is just alright」のようないかにもなアメリカン・ロック。次は美メロの「#8「lovin' eyes can't lie」。と、ココまでやられるとラモーンズなパンクを期待していたのが恥ずかしいくらいだ。いやーでも良い曲だな。しかし#9「come out and play」はラズベリーズ級のメロディを持った#。スピーディーさに欠けますがパワーポップ・クラシックとされてます。聴くほどにハマリます。大好き。ラストはバディ・ホリー#10「down the line」をノリノリのロックンロールにカヴァー!ついに予想通りの彼らがーってところで終了です(笑)なんだかんだと書きましたが良いアルバムです。ラモーンズ・ファンではなくアメリカン・ポップ好きは是非とも。